新茶の収穫

今日は近くの禅寺の雲水さんたちが、僧堂で使う自家製の番茶のためを作るために、茶摘みにお越しになりました。
朝7時に5人の雲水さんとその指導をする師家さんが道具持参でお越しになり、まずは本堂前でお勤めをして、それから茶摘みをされました。
朝7時に5人の雲水さんとその指導をする師家さんが道具持参でお越しになり、まずは本堂前でお勤めをして、それから茶摘みをされました。

少し伸びて堅くなったお茶の新しい葉と茎を、茶摘みというよりも剪定鋏で刈り込みんで収穫。5人のうち3人はまったく初体験のようですが、先輩に教えられてやっておられました。
1時間ほどやって休憩していただきましたが、師家さんがお茶を飲まれるまで雲水さんたちは湯呑みを置いて一切口を付けず、師家さんが一口飲まれる度にみな揃って飲んでおられました。僧堂のきびしい躾が行き届いているのですね。
僧堂では朝一番に寸胴でお茶を沸かすそうですが、その時に一握りの茶葉を入れ、その後、お茶が減ってくるとお湯だけを足すのだそうです。当然、夕方になるほどお茶は薄っていくので、「馬のしょんべん」というのだそうです。
そういう消費の仕方ですから、今日収穫された茶葉を大きな釜で煎って番茶を作ると、ほぼ1年間分あるそうです。「物を大切に」とか口で言うよりも、こういう実体験が大事ですね。
その禅寺が真如堂に茶摘みに来られるようになって、もう15年ほど。最初は、ひょんなことから先々代の貫主が師家さんに番茶作りの手ほどきをさせていただきました。ブランクはあったものの、「ぜひお越しください」とお誘いして、今年復活しました。
さぁ、今年のお茶の出来はいかがでしょうね。
1時間ほどやって休憩していただきましたが、師家さんがお茶を飲まれるまで雲水さんたちは湯呑みを置いて一切口を付けず、師家さんが一口飲まれる度にみな揃って飲んでおられました。僧堂のきびしい躾が行き届いているのですね。
僧堂では朝一番に寸胴でお茶を沸かすそうですが、その時に一握りの茶葉を入れ、その後、お茶が減ってくるとお湯だけを足すのだそうです。当然、夕方になるほどお茶は薄っていくので、「馬のしょんべん」というのだそうです。
そういう消費の仕方ですから、今日収穫された茶葉を大きな釜で煎って番茶を作ると、ほぼ1年間分あるそうです。「物を大切に」とか口で言うよりも、こういう実体験が大事ですね。
その禅寺が真如堂に茶摘みに来られるようになって、もう15年ほど。最初は、ひょんなことから先々代の貫主が師家さんに番茶作りの手ほどきをさせていただきました。ブランクはあったものの、「ぜひお越しください」とお誘いして、今年復活しました。
さぁ、今年のお茶の出来はいかがでしょうね。