位牌の並び替え

今日は青空が広がったかと思えば、時雨れたり。ちょっと肌寒い一日でした。
本堂左脇壇には、真ん中に文殊菩薩、右に天台大師、左に伝教大師がお祀りしてあって、徳川や桂昌院、いろいろなものを寄進する講の方々など、たくさんのお位牌が並んでいます。
その伝教大師の御像の上に位牌が載っているのが、ずっと気になっていました。いつの頃からそういう並べ方をしてきたのかわかりませんが、15年ほど前に壇の背面の紙を貼り替えた時も原状維持で、位牌は元の並び通りに戻しました。
でも、天台宗を開かれた方の御像の上にまでお位牌が載っているのは、やっぱりいけません。そこで今日は3人掛かりで位牌を移動し、上には何もない状態にしました。左右対称にもなって、スッキリしました!
ちなみに、右側の天台大師像は、先々代貫主が古道具屋の店先に並んでいたのを買い上げてきたものだそうです。天台宗のどこかのお寺から盗まれたのか、売り飛ばされたものなのかも知れません。
それを収めている箱は、現貫主と職員さんの手作りです! よく見ると、左右では少し違いますが・・・何分、素人作りですので。