赤崎弁天
赤崎弁天
 朝の最低気温が13.2℃、最高気温は23.0℃(13:35)と、過ごしやすい日で、境内をのんびりと歩いている人も多かったです。

 本堂の北側に池があります。1934年に黒谷の本堂が燃えた後、真如堂も多額の費用を注ぎ込んで消防設備を整えましたが、この池はその時に防火用水用に作られました。池の向こうに見えているのは大文字山です。雨が降らないので、池の水が減っています。

 島の中洲にある祠に祀られているのは「赤崎弁天」です。『真如堂縁起』には、「永正十六年(1519)、美作国大葉郡真島庄の住人で善阿弥という念仏行者が、真如堂の堂供養の費用を勧進するために、周防国の赤崎弁才天の宝前で断菜木食して一心に祈念した。すると、巨額の勧進が得られ、無事に供養の儀式を執行することができた。その報恩感謝のため、後に同弁才天を真如堂境内に勧請してまつった」と記されています。
 以前は他の場所に祠があったようですが、池が出来てからは中洲に遷されました。

2025/03/26 16:32 | 固定リンク | 日並記
応接室のグレードアップ!
応接室のグレードアップ!
 今日は黄砂と花粉とPM2.5のトリプルパンチ。太古の昔から、春先になると飛来してきた黄砂。黄砂は俳句の春の季語にもなっています。逃れようがありませんね。

 さて、今日、本坊の応接室には2つの‘新入り’が登場しました。

 一つは唐木の飾り棚。昨日オークションで落札したばかりものが、さっそく今日配達されました。落札価格は決してお高くありませんでしたが、なかなか堂々とした棚です。
 もう一つは、箔工芸家の方の鎮金箔による「十三仏」の額入り作品。絹地に金箔を5枚重ねて模様が描いてあるそうで、新貫主就任祝として頂戴しました。

 棚と金箔の作品で、みすぼらしかった応接室が少しグレードアップした感じです! 棚の置物はとりあえず置いてみただけなので、これから「お宝」を配置してみます!

2025/03/25 15:58 | 固定リンク | 日並記