元旦

2026年元旦の幕開けは、6時から本堂で真如堂の僧侶全員で行われる「修正会」です。1年の最初に出す声でお勤めをするのが慣わしなので、みな寡黙を保って法要に臨みました。
1時間半ほどのお勤めをした後、本坊書院で拝賀式。お屠蘇、お抹茶、昆布茶をいただいて、塔頭の僧侶はそれぞれの自坊に急ぎました。
京都では、お正月に墓参をしてご先祖さまにご挨拶をする慣わしがあります。特に元旦に来られる方が多いので、塔頭はその応対に追われます。
本堂にもお参りされる方が多いですが、檀家のほとんどの方は拝観はされないので、拝観順路には人影がほとんどありませんでした。
除夜の鐘から元旦夕方まで、本当に忙しい年末年始でした。
除夜

今日は寒い日になりました。
境内の3ヶ所に、かがり火を準備しました。除夜の鐘を撞きに来られた方に暖を取っていただくためです。今夜、吹き曝しの鐘楼で鐘を撞くのはきっと寒いでしょう。
11時45分から一山の僧侶が撞き、その後は3~4人で一撞きしていただきます。お越しになる人が多いので、108つで終わらせるための秘策です。
その頃には、あちこちから鐘の音が聞こえてきますが、一番よくわかるのは知恩院の鐘の音です。地を這うような低い音が聞こえてきます。鐘が大きくて、撞くのに時間が掛かるので、一番最後まで鳴っています。
さて、今年も今日で終わりです。皆さん、「日並記」をご覧いただき有り難うございました。
来たる年も、皆さんに幸多きことを祈念して、今年のページを閉じさせていただきます。