放置されるぎんなん
放置されるぎんなん
 夕べ、日付が変わる頃、かなり強い雨が降って雷鳴が轟きました。最近、雨が降っていなかったので、雨自体はうれしかったですが、落雷の心配もあるので、ゆっくり寝てもいられませんでした。

 雨は朝にはすっかり上がっていましたが、とても蒸し暑い日になり、引声阿弥陀経会のお勤めをしている時はかなり汗ばみました。

 先日来、ぎんなんが毎日たくさん落ちてきます。近くに行くと、少し匂うこともあります。

 境内では2本の銀杏にぎんなんが実っていますが、実の大きさにはかなり差があります。写真は小さいほうで、拾って皮を剥くのも面倒なので、そのままになっています。

 少し前なら何人もの人、時にはお寿司屋さんまでが拾いに来ていましたが、いまはそういう人もいません。買うと高いらしいですが、面倒な思いをしてまで剥くほどでもないということでしょうか?

 誰か剥いてくださって、中身だけ頂戴できないでしょうか?

2025/10/15 15:48 | 固定リンク | 日並記
引声阿弥陀経会
引声阿弥陀経会
 今日から3日間、「引声阿弥陀経会(いんぜいあみだきょうえ)」が本堂で勤められます。

 慈覚大師(794-864)は、遣唐使として渡唐された時、五台山で大師は生身の文殊菩薩にお会いになり、極楽世界の八功徳池の波の音に唱和する妙なる「引声阿弥陀経(引声念仏)」を授けられたといいます。帰国後、大師の伝えられた引声は比叡山を中心に修せられましたが、現在、年中行事として行っているのは真如堂などわずかです。

2025/10/14 14:03 | 固定リンク | 日並記