蜜盗人

今日は昨日までよりもずっと人が増えました。桜が見頃になって来たからでしょうか? ちょっと肌寒く、時折、雨がパラッと降りました。
三重塔脇の枝垂れ桜は、ここ数日寒かったので長持ちしています。ところが、木の下には花がそのままの形でたくさん落ちています。散ったのではなく、切り落とされた感じです。
‘犯人’は、たぶん雀です。メジロやヒヨドリも桜の花の蜜を吸いますが、メジロやヒヨドリはくちばしが細長いので、桜の花を落とすことなく蜜が吸えます。蜜を舐めさせてもらう代わりに花粉を運びます。
雀などは、舌先の構造上、蜜をなめることができません。そこで雀は、花の外から蜜のある萼筒の部分を噛んで桜の花をちぎり、蜜をなめて花を落とすのです。花粉も運ばずに、蜜だけ吸う、蜜盗人です。
桜にとっては大迷惑です。花見をする人にとっても、花が減ってしまって腹立たしいでしょう。でも、花の形のまま地面に散らばっている桜も綺麗ですよ。
染井吉野はまだ5分咲です

今日はどんよりした空模様で、ときどきポツリと雨粒が落ちてくることがありました。市内中心部の方は晴れていたそうですが、ここははずれですから・・・。
染井吉野はまだ5分程度です。もみじの新芽も、早い木では吹いてきていますが、ほとんど動きのないような木もあります。写真でも、左の木は葉を出していますが、右の木はまだです。
お花見の人も来られますが、多くはありません。この近辺なら、やはり疏水沿いの哲学の道~インクライン~美術館あたりがお花見スポット。人が多いところは嫌だという方が、真如堂にお越しになるのかも知れません。
いつもよりは人は多いけれど、静かな真如堂境内です。