石榴(ざくろ)の花

蒸し暑い日になりましたが、菩提樹を見に来る方が絶え間ない日でした。
今日はインターンシップで来ている近くの総合支援学校の生徒さんが、菩提樹の落花の掃除などをしてくださいました。落花もきれいなのですが、どんどん茶色くなってしまいます。掃除をしてもパラパラと落ちてくるので、落花がなくなることはありませんでした。
境内では、昨日から植木屋さんが高い生け垣などの段下げ剪定などをしてくださっています。茂っていた木が空くと、見た目もちょっと涼しげです。
「真如山荘」の庭では、石榴(ざくろ)の花が咲いています。ちょっと変わっているでしょう?
薄くて皺のある花弁が6枚あり、肉質で光沢のある筒状の萼は先の方で6裂しています。この萼は実がなった時、先に残ります。
鮮やかな色はエキゾチックな印象ですが、平安時代に中国から伝わったそうで、「紅一点」というたくさんの男性の中に一人の女性がいることを表す言葉も、中国の詩に登場する石榴が起源です。