葉っぱの新旧交代
葉っぱの新旧交代
 大文字山などの東山を見ると、今まさに「山笑う」の感がします。クヌギやナラなどが新芽を吹いて、山が少し白くなったように見えます。

 いま、境内は落葉の季節です。もちろん、もみじではありません。楠や樫などの常緑樹が大量の葉を落としています。楠や樫は、新しい葉が出ると同時に古い葉を落とします。楠の葉の寿命は長くても1年程度だといいます。

 掃除をしても甲斐がないほどたくさんの葉っぱが落ち、屋根の上に落ちた葉などは屋根を傷めたり樋を詰まらせたりもするので、困りものです。若い葉は生き生きとしていて、力がみなぎっている気がします。

 「このようにして世代交代していくんだなぁ」と、落ち葉世代は感じます。

2025/04/25 07:49 | 固定リンク | 日並記