むかごは美味しい!

「むかご」です。自然薯の蔓の葉の付け根にできています。実や種ではなく、茎の一部が変化したものだそうです。秋が深まって葉が落ち、むかごが目立ってきました。
ほっくりとした食感と素朴な風味で、塩ゆでや炊き込みご飯、かき揚げなど様々な調理法で皮ごと食べられます。 少し癖がありますが、この時期になると食べたくなってきます。
土の中には自然薯があり、大きくなったものを掘ると、それはまた美味しいのでしょうが、大変な手間が掛かります。自然薯がある限り、蔓は毎年同じところに伸びますので、そこを探せばむかごは見つかります。
一つ一つ摘まんで収穫するのもいいですが、こうもり傘を逆さにして蔓の付いている木を揺すると、バラバラと落ちて収穫できます。
あ~、だんだんと口の中がむかごの味になってきました。今日は天気もまずまずなので、むかご採りをしましょう!
実、赤らむ

今日もまずまずのお天気でした。朝もそれほど寒くはなく、昼間の最高気温も22.4度でした。
晩秋の訪れを植物たちは敏感に感じ、木々の実も赤くなってきています。山茱萸はもう真っ赤。千両や南天の実も、濁ってはいますが、赤くなってきています。
実が未成熟なうちは緑色をしていることが多いですが、これは光合成をして果実を大きくするためで、成熟してくるとアントシアンニンなどで赤くなって、鳥などに見つけて貰いやすくするのだそうです。うまく出来ていますね。