今日も伐採作業

今日の最高気温は35.2度。37~38度という日が続いたので、ちょっと楽に感じられました。
今日は10時から元三大師堂で護摩供法要が行われましたが、終わるのを待ちかねて、植木屋さんが楠の枝打ちを始めました。
立派な木なのですが、春に新旧の葉が入れ替わる時に大量の落ち葉が降って来ます。それが屋根に悪影響を及ぼして、左の新長谷寺、右の元三大師堂ともに、瓦が崩れたり雨漏りしたりしています。建物の側には木を植えないほうがいいですね。
車が入れる場所なので、今日はトラック式高所作業車を使って作業が進められていました。切った枝の搬出も楽です。
明日は雨、明後日は台風。作業はお休みでしょうね。
木彫作品のご寄贈

木彫の作品を寄贈していただいたので、早速、大玄関に置かせていただきました。
作者は小門光男(1920-2010)氏。10代で彫刻師に師事し、その後デッサンを学び、木彫による抽象造形で注目されました。中国、インドなどアジア及び欧米諸国を旅して得たイメージを生かし、様々な自然や風物や生き物を心象化した独自の木彫作品を生み出してきた方です。
その作品の中でも、氏が円空仏に心惹かれていた頃の作品を、今日は6体寄贈していただきました。今後はもっと抽象的で大きな作品も頂戴する予定です。
氏の墓所は真如堂にあります。ご遺族が作品を真如堂に寄贈してくださり、故人もきっと喜んでくださっていることと思います。