幻の紫陽花

今日は雨がちの予報でしたが、すっかり外れて、いいお天気になりました!
境内の山紫陽花が、もうすぐ盛りを迎えます。境内のあちこちに植えてありますが、小さくて控え目なので、あまり目立ちません。でも、それぞれの花はとても可愛くて個性的です。
この花は「七段花」。装飾花が八重咲きで、尖って星形に見えるのが魅力です。
シーボルトの『日本植物誌』に載っていましたが、その後は実際に見かけられることがなく、ようやく1959年に再発見されました。「六甲の幻の紫陽花」などとも呼ばれます。
サッと観光される方の目には留まらないでしょうが、花好きの方はゆっくりお越しください。何種類の山紫陽花を見つけていただけるでしょう?