やぶかんぞう

藪萱草(やぶかんぞう)かなぁ、野萱草(のかんぞう)かなぁと思っていましたが、八重咲きのようなので藪萱草です。野萱草は一重です。
新芽や蕾を食べることができ、季節になると地域の直売所などでも売っているところがあるようです。
蕾や葉、根は、消炎、止血の漢方薬としても使われるそうで、もともとは奈良時代よりも前に、食用や薬用の目的で中国から伝来したものが野生化したものだそうです。
植物由来の甘味料に「甘草」というのがあります。読みは同じですが、こちらはマメ科で、まったく違う植物です。
土塀をバックにした藪萱草もいいでしょう!?