木彫作品のご寄贈

木彫の作品を寄贈していただいたので、早速、大玄関に置かせていただきました。
作者は小門光男(1920-2010)氏。10代で彫刻師に師事し、その後デッサンを学び、木彫による抽象造形で注目されました。中国、インドなどアジア及び欧米諸国を旅して得たイメージを生かし、様々な自然や風物や生き物を心象化した独自の木彫作品を生み出してきた方です。
その作品の中でも、氏が円空仏に心惹かれていた頃の作品を、今日は6体寄贈していただきました。今後はもっと抽象的で大きな作品も頂戴する予定です。
氏の墓所は真如堂にあります。ご遺族が作品を真如堂に寄贈してくださり、故人もきっと喜んでくださっていることと思います。