日吉神社の神幸祭

今日は真如堂の鎮守日吉神社の神幸祭でした。
日吉神社は、平安時代の末に、比叡山の守護神である日吉山王大権現を、真如堂創建時の境内である東三條院藤原詮子の離宮に勧請して建てられました。
真如堂は応仁の乱などで移転し、元禄に現在の地に戻りましたが、日吉神社は創建時のまま残って現在に至っています。
明治の神仏分離で分かれ、その後交流のない時期もありましたが、近年はこうして御輿が本堂に参来されるようになりました。
前夜祭は雨でしたが、御輿の参来する3時頃には曇天となって、無事に神幸祭も勤められました。
一山の僧衆による読経の間に、神主や神社の氏子総代が焼香され、終わってからは子供たちによる太鼓と獅子舞の奉納が行われました。
また一歩、秋が深まった気がしました。