蜜盗人
蜜盗人
 今日は昨日までよりもずっと人が増えました。桜が見頃になって来たからでしょうか? ちょっと肌寒く、時折、雨がパラッと降りました。

 三重塔脇の枝垂れ桜は、ここ数日寒かったので長持ちしています。ところが、木の下には花がそのままの形でたくさん落ちています。散ったのではなく、切り落とされた感じです。

 ‘犯人’は、たぶん雀です。メジロやヒヨドリも桜の花の蜜を吸いますが、メジロやヒヨドリはくちばしが細長いので、桜の花を落とすことなく蜜が吸えます。蜜を舐めさせてもらう代わりに花粉を運びます。

 雀などは、舌先の構造上、蜜をなめることができません。そこで雀は、花の外から蜜のある萼筒の部分を噛んで桜の花をちぎり、蜜をなめて花を落とすのです。花粉も運ばずに、蜜だけ吸う、蜜盗人です。

 桜にとっては大迷惑です。花見をする人にとっても、花が減ってしまって腹立たしいでしょう。でも、花の形のまま地面に散らばっている桜も綺麗ですよ。
蜜盗人
 もう一度枝垂れ桜の近くを通ったら、花弁がバラバラと大量に降って来ていました! 何事? 鳥がいそうな気配はありませんでしたが、よく見ると2~3羽の鳥の姿が見えました。

 これ以上花を切り取られては困ると思い、靴で音を立てると、20~30羽の鳥がいっせいに飛び立ちました。その多さにはビックリ!

 でも、その姿は雀ではありませんでした。ヒヨドリやメジロでもありません。シジュウカラ? イカル? シメ?

 雀さん、疑ってゴメンナサイ。

2025/04/03 14:39 | 固定リンク | 日並記