藤袴の鉢植え

本堂の前に藤袴の鉢植えが2つ置かれました。お香の老舗・松栄堂さんが毎年この時期に置いてくださっているものです。
松栄堂さんは環境活動の一環として、絶滅危惧種となってしまった原種の藤袴を育成し、関係するところに配り、花が終わる頃にはまた取りにきてくださいます。
境内の株よりも遅く、まだ蕾ですが、しばらくすると本堂前でも香ってくれるでしょう。
松栄堂さんは、右京区水尾地で栽培されている藤袴の葉を原料にしたスティック香も販売されています。どんな香りがするのでしょうね。
伐採作業

今日から境内の木の伐採作業。新長谷寺~元三大師堂の裏側に生えている楠や榎などを根元から切ります。落ち葉が屋根の谷などに引っ掛かって、屋根を傷めて雨漏りなどを引き起こすようになってきました。やさしい雨なら大丈夫なのですが、最近の激しい雨の時は被害が出ます。
朝からクレーン車がやって来て、植木屋さんの乗った鉄製のカゴを釣り上げて、枝を伐採。太い幹にはワイヤーを回して、植木屋さんが切ると同時に釣り上げます。電線などが邪魔なのですが、クレーン車のオペレーターと植木屋さんの息のあった作業で、木がどんどん小さくなっていきました。