白い蓮

白い蓮が咲きました! 「巨椋(おぐら)の白鳥」という名前です。
「巨椋」というのは、かつて現在の京都市伏見区・宇治市・久世郡久御山町にまたがってあった「巨椋池」のことで、池というよりも湖と呼ぶ方がふさわしいほど広大なものだったそうです。
豊臣秀吉による伏見城築城期の築堤などにより時代によってどんどん姿を変え、最終的には干拓されて1941年に634haの農地になりました。
その付近で発見された蓮なので、「巨椋の白鳥」と命名されたそうです。
まさしく白鳥が飛び立つかのようだという花姿なので、明日が楽しみです!
椿の芽吹き

36、37度という猛暑が続いています。境内を訪れる人はごく稀で、拝観される方よりも職員が多いという状態です。
今年の春、椿の花が終わるのを待って、生い茂り混み合っていた枝をどんどん剪定しました。樹全体が1~2回り小さくなった感じです。
太い枝も切ってスカスカになったので、「そんなに切って大丈夫なのでしょうか?」と椿を案じてくださる方もおられましたが、ご安心ください。ちゃんと新しい芽が吹いてきました。予定通りです。
日当たりもよくなって、新芽が成長すると、花もたくさん咲いてくれるでしょう。
毎日、境内の整備に、精を出していますよ!