消防訓練

今日は、塔頭の僧侶や本坊の職員さんで消防訓練を実施しました。訓練には地元の左京消防署の方にもお越しいただきました。
火事は本当に恐ろしいものですが、先ずは火を出さないことが先決。不幸にも火事になってしまった時には初期消火が大切です。
真如堂には様々な消防設備がありますが、万が一の時にそれを適切・有効に使わなければ、宝の持ち腐れです。そこで、今日は消火器の使い方から屋内外の消火栓、放水銃やスプリンクラーの使用方法までを、1時間以上かけて説明を聞いたり、実際に触ったりしてみました。
いつも訓練に使う消火器は、訓練用に水が入っているものでしたが、今日は期限が切れる消火器を実際に使いました。
消防署の方があまり乗り気ではなかった意味がよくわかりました。中身はピンク色の粉で、噴射したら辺りが粉で見えなくなるくらい。あとのピンク色の粉の掃除も大変でした。
でも、とてもいい勉強になりました。使わなくて済むように、万が一の時には効果的に使えるよう、これからも訓練を重ねたいと思います。