位牌の並び替え

今日は青空が広がったかと思えば、時雨れたり。ちょっと肌寒い一日でした。
本堂左脇壇には、真ん中に文殊菩薩、右に天台大師、左に伝教大師がお祀りしてあって、徳川や桂昌院、いろいろなものを寄進する講の方々など、たくさんのお位牌が並んでいます。
その伝教大師の御像の上に位牌が載っているのが、ずっと気になっていました。いつの頃からそういう並べ方をしてきたのかわかりませんが、15年ほど前に壇の背面の紙を貼り替えた時も原状維持で、位牌は元の並び通りに戻しました。
八重桜

今日はいいお天気ですが、夕方から雨というのが信じられないくらいです。黄砂も飛んでいるようです。
遅咲きの八重桜「関山」が、鐘楼堂の周りなどで咲き始めました。
「関山」は、1912年に日本からワシントンDCへ3020本が贈られたことでも有名です。豪華な花なので、外国人好みでしょう。日本でもたくさん植えられていますので、今の時期にピンクの八重桜をご覧になったら、まず「関山」に間違いないでしょう。
花弁が大小合わせて40~60枚ほどあるので、咲いた時は圧巻ですし、散った時の樹下は花弁だらけになります。