葉を落とす

京都の7月の平均気温は、平年よりも3度も高かったそうです。雨量は平年の8割というのですが、もっと少ない印象があります。
1日おきに境内の小木などに軽トラックに大きなバケツを幾つも積んで、水遣りをしてまわっていますが、この気温ではまったく追いつきません。
中には、葉をたくさん落としている木があります。
植物は、葉から水分を蒸散させることで、根から水分を吸い上げていますが、少雨で水分が不足すると、この蒸散を抑えるために葉を落とします。水分不足を補うための自己防衛反応ですが、見ていると可哀相です。
一日でも早く雨が降ってくれますように・・・。
菩提樹の実

今日の最高気温は38.3度。カンカン照りではないので、ちょっと楽な気はしますが・・・それでも息苦しいほど暑いです。京都は35度超の猛暑日が今日で25日で、観測史上一番多くなったそうです。ありがたくない記録です。とにかく、雨が欲しい!
今日も菩提樹の話題です。6月に花が咲いてすぐに結実しましたが、木が選びに選び抜いた優秀な実を梢に残しました。今年の実は数は少ないですが、大きいです。
この実をお十夜の結願の日に誰にも見られずに拾うと子を授かる、拾って財布に入れておくとお金が貯まるなど、いろいろなことが言われているそうですが、お寺は預かり知りません。