Guide境内

おすすめ拝観コース

本堂手前の外陣までは自由に拝観していただけます。
有料拝観や御朱印をご希望の方は、本堂を入って左手の受付までお声掛けください。書院では職員が美術品の由来などをご説明します。
(紅葉期など繁忙期を除く。平均的な所要時間30分程度。)

拝観のご案内

重要文化財 江戸時代

01本堂

度々の戦火で焼失し、享保2年(1717年)に再建。7間4面総欅、どっしりとした本瓦葺の入母屋造。内陣は金箔の天蓋や瓔珞(ようらく)で厳かに飾られています。

阿弥陀如来・不動明王・千手観音

京都府指定文化財 江戸時代

02総門

元禄8年(1695年)完成。真如堂西側の神楽岡(吉田神社)の神々が夜にお参りに来る際につまずかないように敷居がないとされています。赤門と呼ばれて親しまれています。

京都府指定文化財 江戸時代

03元三大師堂

元禄9年(1696年)完成。「京洛十八大師めぐり」第3番札所。霊験あらたかな高僧でおみくじの創始者と言われる元三大師良源の月命日3日に護摩供法要をしています。

京都府指定文化財 江戸時代

04三重塔

文化14年(1817年)に再建。多宝塔をまつった本瓦葺で高さ約30メートル。現在は中にお入りいただけませんが、紅葉とも新緑とも雪景色でも写真映えのする趣深い古塔です。

京都府指定文化財 江戸時代

05鐘楼堂

元禄年間の建立当時は極彩色で今も部分的に名残があります。梵鐘は宝暦9年(1759年)に竣工。第2次世界大戦中に金属供出に遭いましたが無事に返還されました。

06書院・庭

本堂の仏間から先は有料拝観エリアです。本堂仏間では涅槃図や観経曼荼羅の特別公開、「涅槃の庭」「随縁の庭」という趣の異なる2つの枯山水庭園や寺宝をご覧いただけます。

07新長谷寺

「洛陽三十三所観音霊場巡礼」第5番札所。明治時代の神仏分離により吉田山から移築されました。奈良県の長谷寺の御本尊十一面観音を模した観音像がまつられています。

十一面観音

08阿弥陀如来露仏

江戸時代に木食正禅養阿上人が建立。功徳日参りを3年3ヶ月間続けると、無病息災、家運隆盛、祈願成就のご利益があるという「洛陽六阿弥陀巡り」を発案した僧です。

阿弥陀如来露仏

09鎌倉地蔵堂

能の演目「殺生石」の物語に由来する地蔵尊です。家内安全、福寿、延命などの他、冤罪を晴らし心の病を治すご利益があるとされています。

鎌倉地蔵

10縣井観音堂

縣井(あがたい)とは御所三名水の1つです。御所の縣井に現れた如意輪観音をまつっており、『真如堂縁起』には病気平癒や女性の難産を救うご利益があると記されています。

縣井観音

11茶所

茶や甘酒の接待を楽しんでいただける他、建物中央の仏間には、一光三尊の善光寺如来の分身がまつられています。

善光寺如来

12薬師堂

病気平癒のご利益がある、由緒ある薬師如来像をまつっています。元禄年間に真如堂の境内に移され、現在のお堂は昭和41年に東山五条の金光院より寄進・移転されました。

石薬師

13真如山荘

30畳の大広間、食堂、和室、茶室などがある、研修や会合などにご利用いただける会館です。宿泊はできません。

14開山堂 非公開

真如堂の開基である戒算上人の御廟所(お墓)です。
拝観はできません。